欠点と付属効果

通常の仕事で「経験者優遇」とされていることがあります。ですが同じ経験者であっても、経験値の違いによってできる仕事の量や質が違うというのはいうまでもありません。時給が良いという家庭教師をやりたいがために、自分の能力を超えることをリクエストしては決して時給が良い仕事にはならないのです。家庭教師の仕事というのは、一人の生徒に対し毎日あるとは限りません。そのため掛け持ちしないと、たとえ時給が良くとも月にもらえる金額は良くなりません。そうするためには登録を複数回行わなくてはいけないのですが、すぐに決まるというのではありませんので、すぐにお金が欲しいというかたには向いていないということになります。

また成績というはっきりとした結果がでる仕事ですので、結果がでないと認められません。認められないと時給や次の仕事にも繋がりませんので、その点では厳しい世界だといえるでしょう。家庭教師が時間の融通が利き、スケジュール調整がやりやすいという特徴があります。また冒頭に示したように、教えるためにはコミュニケーションが必要だと記していますが、仕事を行っているとこの能力はどんどん高くなっていきます。この能力は就職活動を行うさいにも有利に働きますので、学生には理想といえるアルバイトといえるのです。

時給について

家庭教師バイトの人気が高い理由の一番にくるのは、高時給ということです。確かに大学生が行うアルバイトとしては時給は高額であり短い時間で済むのですが、これは人によって大きく変わってきます。生徒と接している時間は短時間であり、その時給は非常に高い部類なのですが、教える立場ですので自分も教える内容を勉強しなくてはいけません。生徒に接する時間だけではなく、問題や教え方などを前もって勉強する時間を換算すると時間を使うことになり、それを時給換算するとそう高くないことがあります。これが否定的な意見に繋がることがあるのです。ですがすべての人がそうだとは言っていません。

それはなぜかといいますと、単純に自分が勉強する時間が少ない人たちだからです。極端なことをいうと、自分の頭が良ければわざわざ勉強する(予習)をする必要がないのです。生徒側のほとんどは、志望校の在校生を希望します。受験に対するノウハウがあるというのはその理由ですが、同じ合格者であっても優秀な成績で入学した人とギリギリで合格した人では違いがあります。ですが生徒側としては志望校の学生には違いがないのです。そのためこのような差がでてしまうのです。

家庭教師に向いている人

家庭教師は学生にとって非常に人気が高いアルバイトでありますが、人(経験者)によって評価が分かれており、未経験者には未知のことだと思われている人も多いでしょう。情報が多い現在では家庭教師のアルバイトは、どの情報が正しいのか分からないと悩んでいるかたも多いことでしょう。否定的な意見もありますが、それがすべてとはいいませんが外れているともいえません。これは家庭教師というある意味特殊ともいえるアルバイトだけではなく、すべてのアルバイトや職業にもいえることであり、特別なことではないのです。

高所恐怖症の人にビルの窓拭きや鳶の仕事は難しいのは分かりきっていることです。家庭教師であってもそれは同じであり、勉強を教えるという能力がなければ、無理な仕事です。この勉強を教えるということは、一言でいうと簡単ですが、実はいろいろな能力が組み合わさっていないとできません。勉強を教えるというのは、学力が高いというだけでは勤まりません。「教える」つまりは生徒とコミュニケーションがとれないとできないのです。またその逆であっても肝心なものを教える=伝えることができませんので、それは適わないことになります。

かなり特殊なように感じますが、実は案外そうではありません。受験を経験した大学生にとっては、自分の今まで経験したことを教えればよいのです。次の項からは家庭教師という仕事の長所や短所を示し、理想的なアルバイトなのかを探っていきます。